指揮者の演出に感涙
昨日は、高校オーケストラ部後援会の総会だった。久しぶりにお会いするメンバーも多い。
新年度に入り、4月の異動もあったので顧問の先生方も顔ぶれが変わった。音楽演奏経験のある先生も加わり
心強い。久しぶりに入る文化ホール。オケ部部員たちの明るい笑顔と「こんにちは」という明るい挨拶に癒される。
伝統って残っているんだな。壁には、今年の定演の写真がいっぱい張られていて当時の興奮を思い出した。
さて、今回はオケ部の総会。久しぶりだ。私も何年か前3年間役員としてかかわってきただけに何か懐かしい。
役員は今年改選。A会長はお嬢様が入学したときに総会に出席され、翌年副会長をお願いした。いろいろな問題が出てきたが、その都度皆で話し合い、夜遅くまで議論を交わしたこともあったっけ。チョット懐かしい気持ちだ。
総会も無事終わり、生徒の演奏を聞くことが出来るというのでホール内に入った。そこには100人くらいの生徒が
楽器を持って座っていた。続いて今回で退任する役員が会場に入場。すると「ただいまからA会長を送る会を開きます」と司会者の声に続き、全員が「A会長ありがとうございました!」と合唱。過去3代の部長から一言ずつ感謝の言葉が述べられ、そこでもう涙が止まらない。顧問のY先生から各代の生徒が紹介された。その中にA会長のお嬢様も。ビックリだっただろう。小粋な指揮者の演出。お礼の品と花束が其々の役員に手渡された。A会長にはお嬢様からそのほかの役員にはそのお子様から。わ~!なんという感激の場面だろう。そしてオケ部の定番曲ラデツキー行進曲を全員で演奏。最後は「ふるさと」を合唱。その歌詞がまた泣かせる。
また指揮者のY先生からひとついい話が披露された。定演後だっただろうか、ある保護者のお母様が先生に
「定演前になにか娘に言ったのでしょか?」と聞いたそうだ。「今日一日何かいいことをひとつしようよ。高齢者に席を譲るでもいい。街のゴミを拾うことでもいい」と先生は生徒に言ったそうだ。そのお母様のお嬢さんは、朝
食事のテーブルに一通の手紙を置いていったそうだ。「おとうさん、おかあさん、私はあなた方の子供で良かった。ありがとう」と書いてあったそうだ。その手紙を読んで、もちろんそのご両親は号泣したそうである。「音楽って人づくりだね。教育だね。」これは、10年以上前顧問のK先生から聞いた話と合致する。そう音楽教師という肩書きがつくわけだから、単に音楽を教えるだけではないのだ。人格形成にも大きな役割を果たしているのだ。この高校のオケ部は歴代素晴らしい演奏活動をしてきた。演奏会、特に3年生が卒業する5月の定演で、部長、副部長、コンートミストレスが挨拶するが、大人顔負けの立派な挨拶にいつも感心し感動する。
私も今日自分が所属するアマオケの合奏練習に行ってきた。指揮者の先生がいつも言うのは、「楽譜を追うだけではわからない、作曲者の意図、思い、感情を表現しよう。それが演奏だ。」人間は機械じゃない、ロボットが楽器を演奏してもそれは見世物でしかない。人間は感情の動物だ。その感情をいかに理解し楽器で表現するか、それが聴く人に感動を与える。演奏者は作曲家の媒体なのだと思う。指揮者によりその曲、その作曲家の理解は異なるだろう。だから、小沢征爾のウィーンフィルは良いとかカラヤン、アシュケナージのあの曲が好きだというファンがいるのだろうと解釈している。
音楽っていいな~!さあ、あと20日あまり、本番まで時間がない。練習あるのみ。
そうだ、C女子高校の駅前コンサートは6月14日午後2時、午後3時の2ステージ開かれるそうだ。
「オペラ座の怪人」など名曲を披露してくれるはずだ。
一度お出かけになってはいかがでしょうか?癒されますよ。


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